母の世代はおしゃれな人が多い おしゃれであり続ける理由
こんにちは!秋葉原ほしよみ堂の占い師チュン鈴女です
精神科の病院に10年勤めています
発達障害、統合失調症、うつ病など様々な患者がいます。
最近多いのは、認知症の方です。
施設では、受け入れてもらえない方が来られるのですが
みなさんとても元気で
80歳を過ぎているとは思えないくらいです。
アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症など、初期の頃は
易怒的で、大声や暴力、徘徊などとても家庭では介助出来ない方が
精神科に来られます。
治療によってだんだん穏やかになり、施設や家庭へと戻られます。
男性の患者、つまりおじいちゃんは、昔運動をされていたのか
体格がよく、筋肉質な方が多いです。
女性の患者、つまりおばあちゃんは、おしゃれな人が多いです。
顔の整形をされて目が二重だったり、鼻を高くしていたり、まゆ毛を
消えないように書いていたり・・・胸にシリコンが入っている人も・・・
今70~80歳ってことは、20歳台で手術をするとして
約50年前に施行していたことになります。
びっくり!!
医療技術もですが、この時代に整形をして ”美”を手にいれる。
すごいなぁ~と思ってしまいます。
今何をしたらいいのか?
今自分は誰なのか?
今どこにいるのか?
まったくわからなくなってしまっても
美への執着は捨てられないようで
服を着るとき、お風呂の時など、こだわりをみせたりします。
習慣を忘れることはないのです。
あるおばあちゃんが、「ノースリーブの服を着たい」と言いました。
「フランスではね!ディナーはこういう服を着てするのよ!」と
思わず ”かっこいいー”と思ってしまいました。
寿命はどんどん延びていきますが、脳はその長さについていけません。
とても原始的なのです。
長生きすればするほど、自分がわからなくなって廃人のように
なってしまう人も・・・
それでも、身体に染み付いた習慣はなくならないのです。
だからこそ、おしゃれでいて欲しい!
だからこそ、可愛いおばあちゃんでいられる!
そう思うのです。
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